大腸の内視鏡検査はどんな人が受けるべき?
大腸の内視鏡検査を検討していただきたいのは、まず40歳前後の方です。大腸がんのリスクは35歳を過ぎた頃から緩やかに上がっていき、40代になるとさらに上昇していくでしょう。大腸の病気は、異常が発生していても自覚症状が現れにくいと言われています。そのため、40歳前後のタイミングで一度受けておきましょう。とくに異常がなければ、その後5年に1回程度のペースで、内視鏡検査を受けることをオススメします。
その他にも大腸内視鏡検査を受けた方が良い人は?
先ほどお話しした40歳前後のタイミング以外にも、大腸内視鏡検査をオススメしたい人がいます。まずは健康診断を受け、便潜血検査の陽性となった方です。この場合は医師からも検査を受けるよう、促されるでしょう。その他にも慢性的な便秘で悩んでいたり、ひどい下痢で悩んでいたりする方も、大腸内視鏡検査を受けた方が良いかもしれません。また大腸がんに関しては、多少なりとも遺伝的要因が関与するとも言われています。そのため、家系的に心配だという方も、40歳を待たずして早めに検査を受けておきましょう。